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[旧ジョネス邸問題]あなぶき興産マンションチラシについての要望書

このたびあなぶき興産より配布されているマンションのチラシに、旧ジョネス邸の写真が宣伝材料として使われており、企業理念にも反する極めて倫理観に欠ける行為であることから、3月19日付であなぶき興産宛に要望書を提出しました。

[以下、文面です。]

アルファステイツ神戸塩屋シーサイドテラスIIチラシ紙面について


前略 旧ジョネス邸跡地に建設予定の貴社マンション、アルファステイツ神戸塩屋シーサイドテラスIIのチラシ紙面につき、ご要望申し上げます。

 このたび貴社より地域に配布されている当該マンションのチラシにおいて、「洋館の街塩屋」のイメージコピーと共に旧ジョネス邸の写真群が掲載され、宣伝材料として使用されています。
しかしながら、「そうした洋館を見つけるのも一興です」との一文が添えられた写真の旧ジョネス邸は、言うまでもなく貴社によって解体された建物です。
 ご承知の通り、旧ジョネス邸は94年の長きにわたって親しまれてきた塩屋地区にとってのかけがえのない財産であり、惜しまれつつ解体された地域のシンボルでもありました。
貴社としても「可能であれば残したいが、やむを得ず解体するものである」との立場を表明された歴史的建造物であり、旧ジョネス邸を残せなかったことは、貴社にとっても恥ずべき経験であったはずです。
また、我々としては、過去に他の業者が同様の宣伝手法を使用した事例が存在することも十分に認識していますが、貴社は地域にとっての対話相手であり、旧ジョネス邸保存活動の経緯についても具に諒解されていることから、予め貴社を牽制するような行為は敢えて控えてきました。
 このような事情の元で前述のチラシを作成され、配布されたことは、地域と貴社との信頼関係を根本から損ねる行為であり、地域尊重を柱に掲げる貴社の企業理念にも明白に反するものです。

 以前にも申し上げたように、旧ジョネス邸の解体については地域として貴社の責を問うことはありませんが、このことは貴社の将来にわたる社会的責任の消滅を意味するものではありません。
 何よりも、当該マンションの建設が塩屋地区の地域景観を大きく毀損するものであることを認識され、今後二度とこのような無思慮な宣伝行為をすることなく、誠意ある営業活動を行われますよう、強くご要望申し上げます。 草々


【追記】

穴吹興産より塩屋まちづくり推進会宛に、謝罪文が届きました(4月10日付)。
チラシに思慮に欠けた表現があったことを深くお詫びし、今後このような事のないよう、誠意ある営業活動を約束する、との内容でした。
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[旧ジョネス邸問題]あなぶき興産との話し合いその5 報告

昨年末に送付した要望書を踏まえ、1月22日の定例勉強会にて穴吹興産(以下あなぶき)との話し合いを行いました。

あなぶき側からは、神戸支店の水野氏ほか、アグル建築事務所(設計)・前川建設(施行)の担当者が出席されました。
また、あなぶきは新任の神戸支店長も同席されましたが、挨拶も自己紹介も無く、企業の対応として極めて礼を失する態度だったと思います。

以下、やりとりの概要です。
(基本的に地域の側からの発言に対してあなぶきが応答し、以後交互にやりとりする形で記述しています)

・ 旧ジョネス邸の保存については、残念ではあったが、解体期限延長により企業としての責任は果たされたと考えている。しかしこれは免罪符ではない。マンション計画について地域への説明も話し合いもないまま、10階建のマンションを前提に宣伝・販売をはじめているのはどういうことか?また、要望書に対する回答も無いのは不誠実である。
→ われわれは当初からこの場へマンション計画の説明に来たと認識しており、市にも届出をしている。
→ 推進会としては、初回の話し合いの際に、これは地域の歴史文化・景観の問題であり、旧ジョネス邸をどうするのかを話し合う場であると説明している(これはあなぶきにも確認済み)。そもそもマンション計画について話し合うための前提そのものが成り立っていない。現時点においてはじめてマンション計画の協議を行う段階に来ている。

・ 要望書でも説明した通り、われわれは塩屋まちづくり構想において、海岸地区については20メートルの建築物高さ制限を提案している。また、塩屋国道地区自治会でも8階以上の建築は認めないとの決議を採択している。これは地域としての考えである。地域との共生・地域への貢献を理念とする企業として、これを尊重し、計画を地域の方針に沿ったものへと縮小するべきである。
→ 経済的理由から縮小はできない。

・ では、地域社会との共生という企業理念は嘘か?理念よりも利益優先であるということでよいか?
→ そうとられても仕方がない。

・ 旧ジョネス邸問題によって、メディアへの露出度が高まっている。計画変更によって企業としてのブランド価値が上がり、長期的には企業利益につながるとは考えないのか?
→ 株主への責任もあるので難しい。
→ 短期の投機的株主ばかりではないはず。長期的視野に立った株主は軽視するのか?

・ 近年いわゆるマンション病の問題が指摘されている。立地の点から津波の被害が生じるおそれもある。また土地買収にあたってまちづくり構想を知り得たはず。それらに無頓着に現計画を押し進めるのは企業として如何なものか?

・ 規模を縮小する代わりに単価を向上させることによって利益を確保する方法を検討しないのか?
→ 知恵が無いと言われればそれまでだが、これは総合的に検討した結果である。

・ 現在のあなぶきのやり方は地域住民の涙の上に利益を得るものである。このようなやり方は企業としてどうなのか?

・ 今日の話し合いを持ち帰って再検討できないか?
→ それはできない。
→ できないのではない。するべきである。これは企業としての決断の問題である。

・ このマンション事業は、自らが生み出したものではない塩屋の環境を利用して利益を得ながら、塩屋地域の価値を大きく貶めるものである。これは地域にコストを押し付けることと同義である。あなぶきはこのことに対する責任は取らないのか?
→ マンション建設による人口増加によって地域に貢献できると考えている。
→ どのように正当化しようとも、これは塩屋の良さを損なうものである。地域にとって何が重要かは社会の合意事項である。一企業が判断する問題ではない。

・ 以前に建設されたマンションも含め、あなぶきのマンションがどれほど塩屋の景観を阻害しているか、自身の目で確かめてほしい。

・ 仮にマンション建設が避けられないとしても建て逃げではなく、せめてもの償いとして、建設後には地域に貢献するような活動を行ってほしい。

・ あなぶきは企業文化の質向上に努めるべきである。一旦決定した事業を再検討できる知的風土を持たなければならない。それ無くして企業としての成長は無い。

・ 現在はあなぶきは地域を無視する企業であると言わざるを得ない。

[旧ジョネス邸問題]あなぶき興産との話し合いその5

今年最初の更新となります。
みなさま、本年もよろしくお願いいたします。

1月22日(水)19:00~、塩屋地域福祉センターにて、昨年末提出した要望書の内容を踏まえて、あなぶき興産との話し合いを行います。
旧ジョネス邸の現地保存は実現しませんでしたが、要望書にもある通り、塩屋地区にとっての景観、特に海辺の景観は依然として重要な地域資源です。
ご意見がおありの方、是非ご参加ください。
よろしくお願いします。

[旧ジョネス邸問題]あなぶき興産に要望書提出

残念ながら旧ジョネス邸の現地保存は実現しませんでしたが、この問題については当初より、地域として、建物そのものだけではなく、歴史文化・景観にかかわる問題として取り組んできました。
そこで、あなぶき興産に対しては、跡地のマンション建設に際して、特に地域の景観に対する考え方を十分に尊重するよう、要望書を提出しました。

[以下、文面です。]

旧ジョネス邸跡地のマンション建設に関する要望書


拝啓 貴下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

 さて、旧ジョネス邸跡地にて現在貴社が予定されているマンション建設につきまして、塩屋まちづくり推進会よりご要望申し上げます。

 このたびの旧ジョネス邸保存活動におきましては、残念ながら現地保存は叶いませんでしたが、地域の思いをお汲み取りいただき、解体工期延長という形でご協力いただいたことに対し、誠意あるご対応であったと評価し、感謝しております。

 しかしながら、このことは、地域として貴社のマンション建設を無条件で容認することを意味するものではなく、これにより貴社の地域社会に対する責任が将来にわたって滅失するものでもないのは無論のことです。
当初からご説明申し上げておりますように、旧ジョネス邸の問題は単に建物自体の保存に関わるだけでなく、地域の歴史文化・景観といった、ひろく街の根本的なあり方に関する問題を含むものです。

 塩屋まちづくり推進会では、長年にわたり、将来に残すべき塩屋の街のありかたとはどういうものか、塩屋にふさわしい景観とは如何なるものかについて、議論を重ねて来ました。
これは2008年に神戸市に提出した「塩屋まちづくり構想」にまとめられ、塩屋まちづくり推進会活動の基本目標となっています。
その中で、景観は塩屋地区にとって柱となる構成要素であることから、海や山への眺望を守り、将来へと受け継ぐために、国道2号線沿いについては20メートルの建物高さ規制を具体的ルールとして提案しています。
同時に、国道2号線沿線住民でつくる塩屋国道地区自治会でも、8階建以上のマンション建設は認めない、との決議を行い、景観方針を明確化しています。
そのような場所に10階建のマンションを建設することは、塩屋地区の景観を大きく損ない、地域固有の価値を減じる行為であることは、議論の余地がありません。

 穴吹興産株式会社におかれましては、地域への貢献と共存を経営理念に掲げる企業として、塩屋地区の景観・まちづくり方針を十分にご理解いただき、厳格に地域のルールに則った企業活動を行っていただけますよう、強くご要望申し上げます。

 なお、ご参考までに「塩屋まちづくり構想」冊子を同封いたしますので、ご一読くださいますようお願いいたします。
敬具

[旧ジョネス邸問題]現在の状況について

皆様に多大なご支援・ご協力をいただいた旧ジョネス邸保存活動ですが、既にメディアで報道されております通り、残念ながら現地での保存は実現しませんでした。
現在地元工務店の協力の元、備品・部材を可能な限り保存するための作業を行っています。
あなぶき興産の解体工期は11月末までの予定ですが、実際の解体工程では部材の保存作業ができるのは2週間程度ですので、期間中に確保できた部材をすべて搬出し、その後保存した部材をどのような形で次代に引き継いでいくか、検討していく予定です。
プロフィール

塩屋まちづくり推進会

Author:塩屋まちづくり推進会
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このブログでは、推進会の活動及び情報をお知らせしています。

塩屋まちづくり推進会定例勉強会は、

■第1木曜日 19:00~21:00
■第3水曜日 19:00~21:00

塩屋地域福祉センター(市立塩屋児童館1階)で活動しています。

塩屋まちづくり推進会HP
http://shioyamachisui.web.fc2.com/

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